【シミの悩みにはこの市販薬!】シミと肝斑の違いとは?“トランサミン治療”は顔のシミに効かないという見解からのおすすめ品

はじめに
シミを予防したり薄くしたりするための成分に使用されている「トランサミン」。本来は炎症を抑え、止血するための薬品ですが、「シミ治療」を目的にビタミンCと一緒に処方されている医療機関、美容外科も多いのではないかと思います。そんな「トランサミン」。私は愛用していましたが、シミには効果が薄いことが分かってきています。

◉ この記事を読んで欲しい人 ⇩

  1. 「シミ」に悩んでいる人
  2. 「トランサミン」配合率が高いサプリを選んで飲んでいる人
  3. 皮膚科で当たり前のように処方され続けている人

A トランサミンの「シミ」に対する効果は薄いそうです。

目次

シミの治療といえば「トランサミン」の内服

・ シミに効く内服薬といえば「トランサミン」
・ シミに効く外用薬といえば「ハイドロキノン」

トラネキサム酸(Tranexamic acid)は人工合成されたアミノ酸であり、止血剤・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられる。重度外傷、分娩後出血、外科手術、抜歯、鼻出血、重度月経などに投与される。遺伝性血管浮腫にも使用される。 1962年に岡本彰祐と岡本歌子により開発された。現在WHO必須医薬品モデル・リストに収録されている。日本国内では止血剤としてトランサミンなどの商品名でも販売され、また後発医薬品も存在する。肝斑の適応では第一類医薬品のトランシーノ内服薬が販売されており、ほか美白有効成分として化粧品にも含有される。

私はもともと、扁平母斑などもありレーザーを何度か当ててきているので、その部分の炎症抑制、色素沈着を防ぐために医療機関でも処方されてきました。レーザーのあとは赤く炎症を起こすのと、その部分を日焼けすると黒くなりやすいのでそのためだと思います。

ただ、上記のwikipediaの後半にも書いてありますが、美白成分として有効だと考えられており、ビタミン剤と一緒に処方してもらって20年近く服用してきました。 住む場所が変わるたびに医療機関も変わってきましたが、現在はシミや肌のトラブルで通っている中年女性が多い、評判の良い女医さん。 ところが、先日先生から「どうやらトランサミンはシミには効かないということが最近分かったの。だからやめておくね。」と言われてしまいました。別に命に関わるものではないのですが、昨日まで信じて飲んでいたのでびっくり・・・。 シミの臨床データを10年以上取るのが大変だったからでしょうか。 ちなみに先生はビタミンCと何かを配合した粉薬の処方は続けてくれています。

市販薬にも「トランサミン」が配合されるようになった経緯

肝斑(シミ)の治療に内服薬のトランシーノが第一類医薬品として販売されている。トラネキサム酸は日本国外で色素沈着の緩和に用いられたことはなかったが、日本では肝斑が薄くなったということから適用外処方されるようになり、『今日の治療指針2007年版』にも内服薬が処方例として掲載されるようになり、臨床試験が行われ、2007年に一般用医薬品として発売された。 トラネキサム酸は化粧品にも配合される。2002年に資生堂の申請で、医薬部外品の美白有効成分として承認を得た。

2000年に入ってからなので比較的新しい治療です。 それももともとの効果ではなく、副次的に発見されているものですね。 ちなみに、歯茎の出血や炎症を抑える成分として、多くの歯磨き粉に入っています。

顔のシミを治療するにあたり気を付けたい点

何はともあれ、顔に茶色いものがついているとばっちく感じてしまうのが現在女性。レーザーも手軽になり、エステレベルでもほくろが消せるようになったので余計に完璧を求めたい人が増えてきました。ただ、その「シミ」は「シミ」じゃないかもしれません。

シミと肝斑を一緒にしてはいけない

多くの人が「シミ」と一括りにしていますが、「シミ」「肝斑」は違います。
普段「シミ」と呼ばれているものは、紫外線の影響でできる老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)のことです。私たちが普段「シミ」と呼んでいるものは60%がこの老人性色素斑」です。紫外線を浴びた箇所が時間の経過とともに茶色くなるため、老人性という名前が付けられています。境界線がはっきりとした、薄茶色の円形または楕円形の色素沈着で、40歳ごろから頻繁に見られるようになるものです。

一方の「肝斑」は複雑な形をした薄茶色の色素斑で、頬やあご、鼻の下などに左右対称にできることが多いようです。30代以降の女性によく見られ、閉経後はほとんど発症する例がなく、閉経を境に肝斑が薄くなったり消えたりすることが多いため、女性ホルモンの分泌が大きく関係していると考えられています。年とともに濃くなっていくものは「シミ」ではありません。

ちなみに若い方が気にしている「そばかす」は、「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい、薄い茶色や黒褐色の細かい斑点のことです。「老人性色素斑」と比較すると、ひとつひとつが細かく、鼻の周辺や頬など現れる箇所が限られています。ただし、発生する部位が顔に限られているのではなく、腕などに出ることもあります。老人性色素斑が40歳前後に多く見られるのに対して、そばかすは10代の思春期に多く見られるという傾向があります。

シミと肝斑の治療方法は違う!

ここで分かる人は分かると思いますが、有効性が示されているのは「肝斑」に対してです。

肝斑の適応では第一類医薬品のトランシーノ内服薬が販売されており、ほか美白有効成分として化粧品にも含有される。

トランサミンは「肝斑への有効性」が示されているだけ

中には「肝斑」「シミ」が重なっていることもあるそうなので、そういったものには全体に「薄くなる」という効果はあるかもしれません。それは「シミ」に効いたのではなく、「肝斑」に効いたということです。 できてしまった濃い「シミ」は皮膚科のレーザー治療しかないのではないでしょうか。 シミ対策の薬やコスメはよくよくネットでも取り上げられているけれど、老斑やいぼ、あざ、そばかすとは違うので、そのあたりは注意が必要です。 ポロっと取れる写真・動画に騙されたらダメですよ。

その美白レーザーは大丈夫?

最近はちゃんと分けて表記してくれる医療機関も増えましたが、肝斑と老斑ではメラニン色素がある場所が違います。肝斑はより奥に潜んでおり、普通のレーザーでは届かないことも。変に肝斑の細胞が刺激されて悪化することもあります。シミは薄くなっても、肝斑に色素沈着が起きたりしてなかなか美肌にならないという悪循環も考えられます。

最近はよわーいレーザーを顔全体に定期的にあてる「レーザーフェイシャル」(12000円程度)が流行っていますが、効果も薄く、リスクも薄いというビジネスな気がします。
私も時々当てに行きますが、新陳代謝をあげて、どちらかというとキメを整えるくらいしか望めませんね。

先日美白効果にびっくりした市販薬

そんなこんなでしばらく面倒くさくなり美肌の薬を飲んでいなかった私です。
気になってきたらレーザーやればいいじゃん?ってなりました。

また飲み薬は効能以外に害もあります。特に肝臓、腎臓への負担、さらには「トランサミン」を続けて飲んでいると、「喉の痛みや炎症に効果がなくなってしまう」という肝心な時の大きな害があります。

でもそんな私が最近なんとなく(楽天のポイントのため)飲み始めた薬が大手メーカーのこれ。
ずっと市販薬は信じてきてない私ですが、10年以上でここまで進化していたんだ?とびっくりしました。
今までごめんなさい。これなら多少の害は我慢しようと思いました。

他の種類と間違えないようにして下さいね!

まとめ

というわけで、市販薬でもうたっている「トランサミン」配合は疑わしくなりました。
もともと止血や炎症反応を抑える大切な薬で、長期服用していると大切な時に効かないという問題があったので、結果的にはよかったのかもしれません。あなたのその「シミ」、左右対称にありますか?

もし上記の市販薬を試していない方は試してみてください

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