はじめに
30後半からあちこちのパーツの悪化が目立ち始めます。整形をやってもやっても次々に気になる箇所が出現します。1つ1つ紹介しますが、まずはやって良かった「糸リフト」の紹介。でもデメリットもお話しします。
一般的な糸リフトの手術
私は大手美容外科(○ながわ)で2回行いました。
あそこの特徴は本数は少なく、たくさんお肉が上がることなので、初回4本、その1年後に4本入れています。今は初めての施術から3年が経過しています。ドクター本人やカウンセラーの人も気軽にやっている施術でして、リスクは少ないんだと思いましたが・・・
糸リフトの手順
まずは鏡を見ながら上げたい箇所をドクターと相談。
角度や針を入れる穴の位置などの打ち合わせがあります。
大体プロのドクターは良い感じに仕上げてくれるのでお任せで良いかと思いますが、輪郭の肉を触るか、頬のたるみを触るかで違うように思います。
あとは笑気麻酔で施術へ。
糸リフトの施術の痛みは?
笑気麻酔でぼーっとした頭ですが、麻酔の注射はもちろんチクチクチクチクします。糸を入れる線に沿って注射するので、顔全体にわたり、回数も多く、時間も長いです。個人的に注射の痛みには強い方なのですが、結構痛い。
その後糸を入れていきます。
入れる時には人権はありません。頭は物です。痛みはありませんが、ガシガシと力づくでルートを作っていくのが結構恐ろしい感覚。これまでの整形の中でも恐怖レベルは高い方でした。
「私なにやってるんだろう。なんか色々ごめんなさい。」とナーバスに・・・。
私の担当のドクターは付き合いも長く、優しく声をかけてくれますが、容赦無く入れていきます。次の施術もありますので笑
糸リフトのダウンタイムの経過
帰宅した日は恐ろしかった。痛みで口は開けたくない、顔も歪んでる。小さな口で痛み止めを飲むのがやっとでした。整形慣れしている私でも、これは大変なことをしてしまった・・・と思いました。
こめかみの糸の先端はボコッと膨れていて触ると痛い。枕に顔を当てると糸が動いて痛みが悪化しそうなのでので座り気味で寝ましたね。
人生終わったかもと鬱気味になった一晩二晩・・・。
施術の次の日から糸全体が硬くなってきている感じが始まり、時々「ここ糸です!」とずーんとうったえてくる感じ。これが引き締まってきたってことかなと勝手に思って耐えました。
ダウンタイムからの完全回復まで
これからやる人、とにかく3日我慢しましょう!5日我慢したらもう大丈夫。
腫れや痛みは少しずつひき、自分で感じている違和感ほど見た目は悪くありません。
話さなくてよい職場ならマスクをして3、4日で出勤できるかもしれません。
私の場合は初回はショックが大きくて5日は不快でしたが、2回目の施術は全く平気でした。(糸を通すルートにも関係があるようにも思いますが。)
でもやった人たちが軽々しく言っていた「全然平気」ではありませんし、痛みも違和感はありますよ。
正直3年経っていても、糸を入れたって実感はあります。
糸リフトのデメリット
どんな整形もそうですが、得られるもののために何を犠牲にできるか。
糸リフトは正直とても良い整形に入ると思います。効果も良いし、費用も年々安くなっている。でも実際に体験したデメリットも書かせていただきます。
顔の皮膚が硬くなっているので口は施術前のようには動いていないと感じる
現状維持のために1、2年に1回入れたほうが良いとおすすめされていますが、果たしてそうでしょうか?私はたった2回でかなり若返り、たるむ気配はありませんが、頬の皮膚は硬いですね。見た人は硬さには気づかないし、「全くたるんでないね!」と褒められますが、あくびも施術前のように全力開口できませんし、もしかしたらはっきりとした発音ではなくなっているかもしれません(と最近感じます)。よく年配の女優さんでトークの際に口を開けずに話す人がいますが、よく見ると糸が原因の人もいます。無意識に、頬を動かさない生活に慣れていってしまう怖さはあります。
ダウンタイムからどれくらいしたら違和感がなくなるのかは人それぞれで、どこまでを違和感と呼ぶかも分かりませんが、糸リフトは理想と引き換えにまあまあの覚悟はしておいた方がよいと思います。私は初回から3年経っていますが、皮膚が垂れないのも、若く見られるのも嬉しいので、今もなお感じる違和感は我慢できます。
ただ、個人の意見としては、頻繁に繰り返す施術ではありません!どんどんガチガチになるだけだと思います。
でもおすすめされるし、カウンセラーの女の子たちもやりまくっているっぽい・・・(?)のでまるで気軽な整形のように感じますので注意は必要です。20年とかやり続けた経年記録はあるのかな?
すでにたるんでいるブルドッグ顔への効果は薄い
自分はブルドッグ顔だと思っている人はもしかしたら思い描くような理想の効果までは得られないかもしれません。もちろん輪郭はある程度変わりますが、糸リフトだけではブルドッグ顔が僅かに小さくなる感じだと思います。「思ったよりも効果がない」という口コミも多いですが、大半が垂れているお肉が多めか、ドクターの腕が悪いのではないでしょうか。
そんな方は、輪郭の脂肪溶解と糸リフトのセットの方が費用対効果が得られるように思います。私はどちらかというと痩せこけタイプなのですが、もし脂肪がついていれば溶解注射との併用を希望します。今の溶解注射はあなどれませんよ。
さてさて、要は
まだたるみの少ない30代のうちにやっておくことが絶対おすすめ!
糸リフトは未来のたるみ予防です。
ドクターもそう言います。
私もそう考えています。
たるんでからでは少し遅いのです。
よく見たら糸がバレてしまう人もいる
徹子の部屋のゲストを見ていると時々見かけます。あのカメラの角度は非常に分かりやすいんですよね。一応糸は溶けてしまうので分からなくなるという謳い文句ですが、年齢ともに皮膚の再生スピードや表皮の薄さ、弾力などが変わってくるので「溶ける」のがどれくらい完璧か微妙なところです。
私の場合も全く分からないと思っていますが、先日微かにスジ道がみえました。人は「糸」ありきで見ないので人の目は特に気になりませんが、自分では分かる人もいると思います。
私の場合は他の人も糸リフトをしているのではないかと目を凝らしてしまいますが 笑
しばらく美容院やエステにはいけない
痛いので行きたくないです。頭や顔をマッサージされるなんて2週間はとんでもないです。
また施術の人には必ずバレると思いますので、少し気を遣うし、遣われます。
白髪染めのタイミングを見計らってしっかり予定を立てましょう。
糸リフトはエラボトックスとの相性が抜群!
私はエラが張っており、エラボトックスと糸リフトの同時施術をすすめられました。輪郭もスッキリしてかなり満足です。エラって小さくなるんだと感動しました。私の場合、小さい頃よりすぐに食いしばる癖があり、歯軋りもするので輪郭についてはそんなものかと思っていましたが、ボトックス1本でここまで楽になるとは思いませんでした。発達した筋肉だったなんて。
それ以来ボトックスは定期的に打っています。
ガムを噛む習慣がある人はやめましょうね!
エラボトックスは施術もダウンタイムも負担の少ない施術です。慣れないうちはドーンとした重い感じがありますが、私の場合は頬がリラックスしているように感じ、全然我慢できる少し嬉しいくらいの鈍痛です。
まとめ
糸リフトについて色々書きましたが、おすすめはします。我慢する部分も多いですが、完成には大満足です。まだ3年しか経過していないので、もしかしたら頬がこけるうちに目立ってくる可能性は秘めていますが、今のところ全く後悔はありません。